マンションを売却するときは、内覧をおこなって購入を希望している方に実際にお部屋を見てもらいます。
購入するかしないかはこのときの印象によって決まることも多いため、おそらく緊張の多い一日となるでしょう。
今回は、マンション売却時の内覧の流れや事前準備にはどのようなものがあるのか、さらに当日の対応についても解説します。
マンション売却における内覧の流れとは？
不動産会社を介してマンションを売りに出すと、購入希望者から不動産会社あてに内覧の予約が入ります。
1週間後などの予約であれば時間の余裕が十分あって安心なのですが、場合によっては前日さらに当日にも予約が入ることもあるためご注意ください。
予約が入ったあとはしっかり準備をおこない内覧に臨み、成約までこれを繰り返すのが内覧の大まかな流れです。
売却までの内覧回数は、5～10回ほどが平均ですが、1回で成約に至る場合もあれば何十回と繰り返しても決まらない場合があるなど、かなり幅があります。
マンション売却の内覧前に準備しておきたいことは？
実際にマンションを見に来てくれた方に良い印象をもってもらうためには、お部屋をきれいに掃除してお迎えすることが大切です。
とくに最初に目につく玄関や汚れが目立ちやすい水回りは、念入りに掃除しておかなければなりません。
また、においは1回対策しただけではなかなか消えないため、時間をかけて対策する必要があります。
換気扇を回したり窓を開けたりして室内の換気をおこない、消臭スプレーなども使ってしっかり消臭しましょう。
なお、芳香剤などを使ってにおいを消すのは、人それぞれ好みがあるためあまりおすすめできません。
さらに、お客様をお迎えするときと同様に、スリッパやベランダに出るためのサンダルなども用意しておきましょう。
マンション売却の内覧の当日はどのような対応をおこなうべき？
お部屋の印象を良くするためには、室内をできるだけ明るくして快適な温度を保つことも大切です。
照明が切れていると、しっかり手入れがなされていない印象を与えてしまう恐れがあります。
当日はさまざまな質問を受けると予想されますが、たとえ答えにくいことでも包み隠さず真摯に対応しましょう。
内覧が長引かなければお茶出しは必要はありませんが、長時間におよんだ場合は出したほうが良いでしょう。
お茶はいつでも出せるように準備しておきましょう。
まとめ
マンション売却時の内覧は、予約が入ってから準備をおこなって当日を迎えるのが一般的な流れです。
好印象をもってもらえるよう、掃除や消臭などをしっかりおこない、スリッパも忘れずに用意しておきます。
内覧当日は成約につなげられるよう、誠意ある対応を心がけましょう。
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